グーグル、ホワイトスペース周波数帯のネットワーク利用に意欲的

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2008年03月24日 09時39分

 Googleは米国時間3月24日、ジャーナリストらが参加する電話会議を開き、現在テレビ局が使用していない周波数帯、いわゆるホワイトスペースの使用をめぐる米連邦通信委員会(FCC)への申請について討議する予定だ。

 東部標準時午前11時30分に始まるこの電話会議では、Googleのワシントン電気通信メディアカウンセルのRick Whitt氏が司会を務める予定となっている。

 テクノロジ企業は、テレビのチャンネル間に存在するこの周波数帯でのインターネット利用を望んでおり、FCCでは、免許を持たないインターネットデバイスでも使用できるよう、ホワイトスペースを開放することを検討している。しかし、テレビ局らは、干渉が発生するとしてこの動きに反対する姿勢を示している。

 FCCでは、テレビ放送に干渉が発生することなくホワイトスペースを利用することが可能かどうか検証するための試験を実施している。Microsoftは、ホワイトスペースを利用して高速ブロードバンドアクセスを実現するデバイスの試作品を発表している。

 Microsoft、Intel、Hewlett-Packard(HP)などとともにWhite Spaces Coalitionのメンバーに名を連ねるGoogleも近く同様の発表を行う可能性がある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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