ビジネス向けネットワークサービスのLinkedInは、企業ディレクトリ「LinkedIn Companies」のベータ版を公開した。同ディレクトリは、LinkedInのメンバー情報に、BusinessWeekとCapital IQが提供するデータを追加したものである。このディレクトリには15万以上の企業や組織が名を連ねている。
LinkedIn Companiesのページには、メンバー企業に関する企業規模や歴史など、BusinessWeekの基本的なデータが掲載されている。だが、それ以外は、「新規採用」や最新の昇進情報、その企業から従業員を採用した企業、平均年齢や学歴など社員に関連した情報など、LinkedInにプロフィールを公開しているその企業の従業員からの情報が並んでいる。
一見すると、LinkedInの企業ディレクトリは、ある企業とのコネクションを探しているユーザーに有益な情報を与えるものにみえる。面接に行く前や内定を受け入れる前に情報を収集できるだけでなく、単におもしろい情報を見るという意味でも利用できる。もちろん、LinkedInのプロファイルから集めた情報となると、情報がどれだけ正確かは問題になるだろう。LinkedInは2000万人のメンバーを持つが、企業によって登録従業員数に大きな差がある可能性がある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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