トレンドマイクロのウェブサイトに攻撃--2万ページが被害

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年03月17日 12時00分

 セキュリティベンダーTrend Microのサイトが先週に入って攻撃を受けた、とInfoWorldが報じている。この攻撃は、多数の他サイトへも広がっているという。

 同報道によれば、悪意あるコードが、ウェブサイトを訪問したユーザーのPCにパスワードを盗むソフトウェアを埋め込もうとするという。

 Trend Microは米国時間3月12日に攻撃を発見し、サイトを閉鎖するよう処置した。悪用されたウェブページは約2万ページで、Microsoftのウェブ開発ソフトウェア「Active Server Pages」を使って書かれていた。Trend Microは次のように述べている。

 (類似の)攻撃が1週間以上前から始まっていたと思われ、約20万ウェブページが悪用されているのが発見された。これらの大半はphpBBを稼働してた。これは、大部分がアクティブサーバページ(.ASP)であった(12日の)攻撃と異なる部分だ。ASP攻撃は、ペイロードと手法という点でphpBB攻撃とかなり異なる。ASP攻撃では、様々な手段が使われる。一方、phpBB攻撃は、主にソーシャルエンジニアリングに依存する。過去に起きたphpBBの大規模攻撃としては、2004年のPerl/Santy.wormがある。

 また、Trend Microはビデオを公開し、エンドユーザー側から攻撃がどのように見えるかを示した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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