「RealPlayer」にパッチ未公開の脆弱性--「Internet Explorer」ユーザーは要注意

文:Robert Vamosi(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年03月12日 10時20分

 「Internet Explorer」で「RealPlayer」を使用しているユーザーは要注意だ。研究者のElazar Broad氏はFull Disclosureのメーリングリストにいわゆるヒープオーバーフローの脆弱性に関する記事を投稿した。この脆弱性が悪用されると、攻撃者はヒープブロックを解放した後でそれらを修正し、特定のレジスタを上書きすることが可能になる。これによって侵害されたマシンでコードを実行することが可能になる場合がある。この脆弱性はInternet Explorerで実行されるすべてのバージョンのRealPlayerに影響を与える。

 この脆弱性のエクスプロイトコードはまだ公開されていない。

 RealNetworksからパッチが配布されていない場合は、以下のActiveX ClassIDのKill Bitを無効にするようにセキュリティの専門家らは推奨している。

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 ただし上記のKill Bitを無効にするとプレーヤーの一部の機能が削除されることに注意していただきたい。

 機能の削除を回避するには、RealPlayerを「Mozilla Firefox」(Windows版とMac版)などActiveXをサポートしていないブラウザで使用するように専門家らは推奨している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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