ライムライト・ネットワークス・ジャパンは3月11日、同社のCDN(コンテンツ配信ネットワーク)がレーベルゲートの運営するPC向け音楽配信サービス「mora」「mora win」の音源配信およびサイトコンテンツのオブジェクト配信に導入されたと発表した。
CDNは、データセンターにサーバーを集約して設置するコンテンツ配信ネットワーク。このため容量が大きく、大量のファイルを配信用に保管できる。この特性により、ダウンロード頻度が低いファイルも高いキャッシュ効率で提供でき、多くの品目を短いレスポンスタイムでユーザーに供給することが前提となる「mora」「mora win」のようなロングテール型のビジネスに適していると説明する。
また、大容量コンテンツの配信に特化していることから、高音質・高ビットレートな音源の配信時にも高いレスポンスを保つことができる。なお、課金コンテンツは購入者への確実な提供が必須となるが、同社のCDNは冗長性のあるドライブ構成を持ち、システム障害に強くユーザーに安定したサービスを提供できるとしている。
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