Associated Pressの報道によると、PC情報誌「PC Magazine」やゲーム情報誌「EGM」といった雑誌の出版や関連するサイトの運営を手がけるZiff Davis Mediaは米国時間3月5日、連邦破産法第11章の適用による破産保護手続きを申請したという。広告売り上げと雑誌購読者の減少が大きな要因らしい。
2007年12月末時点で、Ziff Davis Mediaの負債は5億ドル、資産は3億1300万ドルと伝えられている。同社は、2008年夏までに再生を図りたいとしている。
同社の最高経営責任者(CEO)を務めるJason Young氏は、声明の中で次のように述べている。「当社は今回の再生手続きによって、7年前のレバレッジドバイアウト(LBO)で生じた負債の削減と資本構成の再編に、ようやく取りかかることができる」
Ziff Davis Mediaによれば、先順位債権者らとはすでに、総額2億2500万ドルを債務の株式化(DES)によって返済することで合意に達しているという。Ziff Davis Mediaの再建が完了すれば、先順位債権者らは最大額面5750万ドルの担保付き債権と再編後の同社普通株の少なくとも88.8%を受け取ることになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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