YouTubeが米国時間2月24日に少なくとも40分間ダウンした。
最初の障害は太平洋時間午前11時30分頃に発生し、午後12時15分には復旧している。
同サイトではログオンでタイムアウトが発生していた。同社関係者への連絡は24日朝の段階ではとれなかった。
一方、BBCは、YouTubeのアクセス障害について、パキスタン政府が同サイトへのアクセス遮断しようしたことが原因ではと報じている。YouTubeに多くのイスラム教徒を怒らせる内容の、預言者ムハンマドの漫画がYouTubeに掲載されたことから、パキスタンは同日、サイトへのアクセスを遮断した。
BBCのウェブサイトで技術担当編集者を務めるDarren Watersは、パキスタン国内からのYouTubeへのアクセスを阻止するため、Pakistan TelecomがYouTubeのIPを乗っ取り、その情報を同国内ISPに通知してYouTubeへのクエリがリダイレクトされるようにしたようだ、と述べている。しかし、その詳細がアジアのISPであるPCCWから漏洩し、アクセス障害につながったようだ。
YouTubeのエンジニアがPCCWに連絡をとり遮断を解除した、と同報道では述べている。
「恐らくPakistan Telecomのエンジニアによる単純なミス」と、ある匿名の「主要なネット専門家」がBCCに語っている。「悪意があったことを示唆するものは何もない」という。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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