ソニーは、高音質フルデジタルアンプと臨場感豊かな5.1chサラウンド音場を再現するスピーカーシステムを内蔵した、テレビスタンド型のシアタースタンドシステム「RHT-G900」を発売した。
RHT-G900は「ブラビアリンク」に対応し、液晶テレビ「ブラビア」とHDMIケーブルで接続することにより、ブラビアのリモコンのシアターボタンを押すだけで、テレビのスピーカーからRHT-G900へ音声が切り換わる。さらに、RHT-G900の音量調整やブラビアとRHT-G900の同時電源オフも、ブラビアのリモコンから操作できる。
前面に配置した5.1チャンネルスピーカーシステムにより、包み込まれるような臨場感を再現する技術「S-Force PROフロントサラウンド」機能を搭載。また、ソニー独自のフルデジタルアンプ32ビット「S-Master」を搭載し、本体内での音質劣化を最小限に抑え、原音に忠実な再生を実現した。最大総合出力470Wの大出力で、映画やライブ映像などを迫力あるサラウンドで楽しめる。
12種類ものサウンドフィールドを搭載し、多彩な番組、映画、音楽を簡単に最適な設定で楽しめる。デジタル放送の視聴の際は、「オートジャンルセレクター」によりEPG情報に応じてサウンドフィールドを自動的に切り替えるので、操作なしで最適なサウンド設定で番組を視聴できる。
また、新アルゴリズムを採用することにより、豊かなサラウンド感を実現しながら、サラウンドスピーカーを全て前面に配置し、設置の自由度を高めた。サイドの空間を自由に使えるため、RHT-G900の側面を家具や壁に隣接した設置にしたり、部屋のコーナーへ設置することも可能。
なお、RHT-G900の発売にあわせて、デジタルメディアポートアダプター「TDM-NW10」も発売。RHT-G900のデジタルメディアポート端子にTDM-NW10を接続すると、ウォークマンの音楽を室内で高音質で再生できる。また、RHT-G900のリモコンで基本的な音楽操作が行える。
価格はオープンだが、RHT-G900の市場推定価格は約11万円前後、TDM-NW10は約6000円前後となる。
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