デジタル放送推進協会(Dpa)は2月19日、地上デジタル放送の録画、複製を10回までとする方式「ダビング10」の運用を6月2日午前4時に開始すると発表した。
ダビング10は、デジタルチューナー搭載のHDDレコーダーに録画した番組データをDVDなどに9回までのコピーと、10回目はコピー後に元のデータが消去される「ムーブ」になるデジタルコピーの様式。録画を1回に制限する現行の「コピーワンス」方式に対して、総務省の情報審議会で見直しが図られ、2007年12月末に、電子情報技術産業協会(JEITA)が統一様式として正式に発表した。
新方式の開始にあたり、Dpaは2月19日に開かれた、情報通信審議会で運用開始準備状況を報告。3月に予定されている受信機録画機の接続テスト、および4月に予定されている衛星折り返しテストで問題がないことを確認する必要性を示している。
またDpaでは、6月2日からの運用開始に合わせて、技術資料の改定案を策定。メーカーらに公開している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?