米Yahooは米国時間2月15日、「Yahoo! Video」のデザインを刷新した。それとほぼ同時にValleywagが、「Buzz」というYahooの新しいサービスが2月中に開始されると報じた。
Buzzはバズトラッカーの一種で、ニュースはDiggやPropellerやRedditなどのように利用者の投票に基づいて取捨されるだけでなく、Yahooと同社のパブリッシャーネットワークでの検索項目も考慮される。Valleywagによると、当初参加するのは100程度のパブリッシャーだが、(Microsoftに買収されこの計画が反故にされなければ)夏頃から全加入企業の利用が可能になるという。
Yahooの広報担当であるKelley Podboy氏は、取材に対して次のように説明している。
「当社ではウェブの全世界から興味あるコンテンツを浮かび上がらせる試みをしており、Yahoo! Buzzはその一環だ。こうした試みについては数週間以内に詳細を発表する予定だ。常に革新的な製品を提供していくことはYahoo!にとって重要なことであり、今後とも、利用者からの価値あるご批判やご意見に耳を傾けつつ、さまざまな製品やサービスに挑戦していく」
Valleywagの報道によると、同サービスは2月26日に開始される予定だという。また、同サービスのスクリーンショットを2枚掲載している。
なお、buzz.yahoo.comドメインは、Googleの「Yearly Zeitgeist」の日次版に相当する「The Buzz Blog」と「Yahoo! Buzz Index」のために2005年下期に取得したもの。このサービスでは、楽曲がBillboard Chartsでランキングされるように、現時点での検索をランキングして示す。今回、これに、利用者の投票と小規模サイトで検索された情報を組み合わせる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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