YahooのAdvanced Technology部門を率いたBradley Horowitz氏は米国時間2月14日、自身のブログへの長いエントリの中で、退職を明らかにした。
同氏はYahooに対し、自分が4年間も在籍し、革新的な製品を創造、育成する部門を率いられる環境を提供してくれたとして感謝の意を表明している。投稿で、Horowitz氏は退任を決意した経緯も語った。同氏は解雇を通告されたわけではなく、自らの意志で退任を決めたが、なぜ推定約1100名もの人々が解雇された週に辞めたのだろうか。
「困難な時期の退任となった。Yahooが世界のトップに君臨している状態の中、退任したかった。しかし、自分個人にとっては正しい選択をしたと思っている。『疑わしい』タイミングでの退任かもしれないが、わたしの決定を色眼鏡で見ないで欲しい。多くの人が14日で退職するので、人から気付かれずに去れるとも考えた」と同氏はブログにつづっている。
Horowitz氏はMicrosoftがYahooに持ちかけている買収提案について次のようにだけ述べている。「Yahooの取締役会が最良の結果に会社を導いてくれるだろうと信じている」
Horowitz氏は新しい職場となるGoogleでの職務については固く口を閉ざしている。「新しいステップについて楽しみにしている。優れたチームでたくさんのことを学びたいと思っている」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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