IDC Japanは2月14日、2007年第4四半期国内PC市場速報を発表した。
発表によると、2007年第4四半期(10〜12月)のx86サーバーを含む国内PC出荷 台数は家庭市場(前年同期比16.2%増)およびビジネス市場(前年同期比9.1%)が共 にプラス成長となり、前年同期比11.9%増の334万台となった。
国内PC出荷台数トップ5のベンダーシェアをみると、1位が富士通(シェア 20.2%)で、家庭向けPCの春モデルを前倒ししたことやビジネス市場の出荷が好調を 維持し、前年同期比30.3%増となった。2位はNEC(シェア19.2%)、3位は家庭市 場、ビジネス市場合わせて前年同期比21.9%増と好調だったデル(シェア15.0%)、 4位は東芝(シェア8.6%)、5位は前年同期比21.0%増のHP(シェア8.2%)が維持し た。
同社のPCsグループマネージャーの片山雅弘氏は「2007年第4半期の家庭市場 は、春モデルを前倒ししたことによりプラス成長となったが、エンドユーザーの動向 を反映したものではない。2008年は北京オリンピックもあり、薄型テレビの影響な ど、市場の動向を慎重に見る必要がある。
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