Microsoftは2008年春、コード名を「Rome」という新しい「Live Search」のリリースを計画している。
この情報については、同社社員が米国時間2月1日に米Yahooの買収提案について話し合うため開催されたウェブキャストの中で言及された。Microsoftは4日、米証券取引委員会(SEC)に対しこの社内会議の議事録を提出した。新製品を発表する度に多くの規制に関する書類を提出されるが、今回はその始めの段階に過ぎない。
しかし、MicrosoftはRomeがどんなものになるのかを多く言及しなかった。Microsoftは2007年9月に検索製品をアップデートしたが、同社は検索市場で依然としてGoogleとYahooに大きく水を開けられ3位に甘んじている。
Microsoftはまた、インターネットサービススイートである「Windows Live」の次のアップデートも計画しているという。同社は2007年7月に第2世代のWindows Liveを開始した。
プラットフォーム&サービス部門担当プレジデントであるKevin Johnson氏はウェブキャストの中で社員に対し、「『Windows Live Wave 3』の青写真が見えてきた。2008年中のリリースに向けて取り組んでいる段階だ」と語った。
Microsoft最高財務責任者(CFO)のChris Liddell氏は、4日朝の経済アナリストたちとのミーティングの席で、Yahoo買収に向け、同社として初めて外部からの資金の調達を実施しなくてはならなくなるとの見通しを示した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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