ニフティとふみコミュニケーションズは1月31日、コミュニティサイトサービスおよび広告ビジネス分野で資本・業務提携すると発表した。
今回の提携により、ニフティはふみコミュニケーションズが第3者割当増資で新規発行する株式の11.2%を取得する。
業務面では、ニフティの各種サービスと、ふみコミュニケーションズが運営する10代女性向けのコミュニティサイト「ふみコミュ」のサービスおよび広告ビジネスの連携を随時開始する。
ふみコミュは、女子小・中・高生の情報交換や交流を目的としたPC向けのコミュニティサイト。現在月間1.2億PV、約100万人に利用されている。主なサービスとして、趣味や地域などの情報交換を行う掲示板、写真の装飾やイラストを作成できるサービス、プロフィール作成サービス、チャットサービスなどがあり、利用者の9割が10代の女性であることが大きな特長となっている。
両社は、PCインターネットでの10代向けのコミュニティサービスのニーズが今後さらに高まるとみて、ふみコミュを10代向けの有力なメディアとして位置付け、ニフティのインターネット検索サービス「@search」を2月4日から、検索ツールバー「@niftyツールバー」を2月中に、ふみコミュ向けにOEM提供する。
また、ニフティのコンテンツ連動型広告および検索連動型広告についても、2月4日からふみコミュ向けに配信を開始し、広告配信プラットフォームの提供をはじめとした広告ビジネスの連携を行う。
両社は今後、共同でサービス開発や広告などの新たな収益モデルの構築を行うとしている。
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