売り上げは依然伸びているが、かつてほどの勢いはない。同社は23日、第4四半期決算を発表しており、それよると売り上げは前年同期より27%増の21億8000万ドル、利益は53%増の5億3100万ドルだったという。
しかし、eBayが今四半期と2008年通年の売り上げがアナリストたちの予測を下回ると述べたことから、同社の株価は時間外取り引きで27.15ドルまで下がった。
eBayの売り上げの大半を占めているのはオークション事業だが、同社の成長をけん引しているのは、PayPalやオンラインチケットサイトStubHub、インターネット電話事業Skype、クラシファイド、広告などのほかの部門だ。
成長の鈍化を改善しようと、eBayはオークションサイトを再設計し、アイテムをリスティングするのにかかる手数料をカットした。同社の幹部は、リスティングや販売にかかる手数料をさらに大幅に変更することを示唆している。
eBayは2007年、買収したSkypeについて減損処理を行った。これにはeBayなどがSkypeの価値を再評価しなければならないことになったことを意味する。
課題を抱えるeBayだが、Whitman氏の在任中の影響力を見過ごしてはならないと、Stifel Nicolaus & Co.のアナリストScott Devitt氏は述べる。
「Meg Whitman氏はeBayを10年間も率い、驚異的な成功を収めている。売り上げの増加を88回も成し遂げ、株式公開(IPO)以来、株主に1300%以上のリターンをもたらしている・・・純粋に会社が成熟期を迎えただけのことであって、事業がうまくいっていないわけではない」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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