ディー・エヌ・エーは1月18日、2008年3月期の通期業績予想を上方修正すると発表した。モバイルポータルサイトの「モバゲータウン」を中心に、モバイル事業が好調なため。これを受けて期末配当を増やすことも明らかにした。
2008年3月期の業績は、売上高が290億円、営業利益が125億円、経常利益が126億円、純利益が63億円となる見通し。2007年7月時点の業績予想より、売上高と営業利益が35億円、経常利益が36億円、純利益が18億円上回る。
業績が好調なことと、2007年12月12日に東京証券取引所マザーズから市場第一部へ市場変更したことを受けて、期末配当も増やす。1株当たりの配当金は、普通配当が前回予想の930円から370円増やした1300円、記念配当が500円で、合計1800円となる。
なお、ディー・エヌ・エーは同日、米国カリフォルニア州に子会社を設立し、米国でモバゲータウンのビジネスモデルを元にしたモバイル事業を展開する計画であることを明らかにしている。
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