TechCrunchの米国時間1月15日付けの記事によると、起業家から投資家へと変身したドイツ人3名がFacebookに投資したようだ。
30代の男兄弟3名(Alexander、Marc、Oliver Samwerの各氏)で構成されるEuropean Founders Fundが「とても簡単なプレスリリース」を発行し、カリフォルニア州パロアルトを拠点とするソーシャルネットワーキングサイトFacebookに投資したことを明らかにしたという。具体的な投資金額は明らかにされていない。
European Founders Fundにコメントを求めたが回答は得られなかった。
MicrosoftがFacebook株式2億4000万ドル相当を取得したのに伴い、Facebookは時価総額150億ドルという評価を受けるようになった。以来、Facebookが新しい投資家を探していたことは言うまでもない。ヘッジファンドの名も明かされないまま、投資家候補の噂がいくつか流れていたが、これらはガセネタだったことが明らかになっている。
European Founders Fundのウェブサイトによれば、上述の3名はこれまでも複数のソーシャルメディア企業に投資してきたようだ。具体的には、ビジネス系のソーシャルネットワークであるLinkedIn、Second Lifeを拠点にするAnshe Chung Studios、ドイツのソーシャルネットワークStudiVZ(StudiVZは2007年にドイツ企業に買収されている)などである。3名は投資事業に乗り出す以前は、Alando(のちにeBayが買収)、Jamba(のちにVeriSignが買収)などを創業している。
European Founders Fundは、PayPalの共同創業者Peter Thiel氏が率い、Facebookに長年出資してきたThe Founders Fundとは関係がないようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス