防水仕様ということだが、防水端子キャップの外れやすさからすると、水につけて視聴するというよりも、軽く水がかかっても大丈夫、と理解して使った方が浸水事故が防げるだろう。また、シャンプーや石けんの界面活性効果で、僅かな隙間から水が浸入しやすくなる点にも注意したい。
電源は内蔵の充電池で約3時間視聴できるほか、ACアダプタでの視聴も可能だ。ただし、ACアダプタの端子はゴムキャップで塞がないと防水にならない。このためACアダプタを付けたままバスルームでは使えない仕様となっている。
防水で使う場合は充電池駆動が前提になり、こまめに充電する必要がある。といっても小型軽量なので手軽に持ち運んで充電が可能だ。欲をいえば、手軽に充電できる充電用のクレードルがほしいところだ。
セッティングは下部のスタンドで立てて置けるほか、両面テープ付きの壁掛け台座(付属)を使えば壁掛けテレビにもなる。台座は壁面にテープ接着なので、タイルなど壁面の材質を考えてしっかり付けたい。
一旦台座を付けてしまえば、テレビをワンタッチで着脱可能だ。このため、バスルームの壁にかけて視聴し、外して充電する、という使いこなしがリーズナブルに思われる。
実際にバスルームで視聴したところ、防水のワンセグ携帯よりも迫力のある映像が楽しめた。字幕をオンにすればシャワー音でうるさい環境でも視聴できて便利だ。充電池3時間という視聴時間は半身浴など長時間の入浴にも対応できる。
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