MicrosoftとCNBCは米国時間12月10日、広告業務における提携関係を発表した。これによってMicrosoftが提供するオンライン広告のターゲット層が大きく拡大されることになる。
MSNBCニュースと娯楽ウェブサイトでNBC Universalと提携しているMicrosoftは、DiggおよびFacebookとも広告業務で提携を結んでいる。
CNBCとの提携でMicrosoftはCNBC.comのディスプレイ広告とコンテンツ連動型広告の独占的なサードパーティープロバイダーとなる。CNBC.comは毎月260万人以上ものユニークビジター数を誇る。
Microsoftでオンライン戦略とビジネス開発のゼネラルマネージャーを務めるJon Tinter氏は「(CNBCとMicrosoftの)2つのサイトの広告スペースを合計すれば大規模な広告ネットワークが誕生する」と述べている。
コンテンツ連動型広告は12月後半、ディスプレイ広告は2008年3月にサイトに登場する予定である。
両社は財務的な条件については言及を避け、広告の売上高を2社で分割すると述べるにとどまっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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