加賀電子(塚本外茂久社長)とアンデス電気(安田昭夫社長)は、共同で有機ELパネルを採用したポータブルワンセグTVを開発した。商品化は08年2月の予定で、価格はオープン。
従来のLCDと比べてコントラスト比が高く、広視野角で色彩の再現性に優れたLGフィリップス社製の3.0型QVGAの有機ELパネルを採用。米イーストマン・コダックが開発した輝度均一性向上手法や、高性能発行材料を使用することで画質を向上させた。
また、アンデス電気の高周波技術を取り入れることで高い受信感度を、加賀電子のソフトウェア技術を融合することで、厚さ8mmという薄さを実現。厚さ8mmはポータブルテレビとして世界最薄としている。
このほか、イヤホン出力端子を装備する。バッテリーはリチウムポリマーを内蔵し、MicroUSBコネクタからの給電に対応する。本体サイズは高さ64×幅85×奥行き8mm。
加賀電子では、今後も中小型の有機ELパネルを採用したカーナビゲーションシステムなどのモバイル機器の開発を進めていく。
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