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オンラインショッピングに関する調査--目的を持ってECサイトを訪れるユーザーは42.5%

Webマーケティングガイド2007年11月29日 13時00分
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 Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のボーダーズと共同調査のもと、オンラインショッピングに関する調査を行った。

 Webマーケティングガイドでは、市場規模が拡大傾向にあるオンラインショッピングについて、ユーザーの購買行動や利用意識を明らかにしていく。

 前回の「第4回オンラインショッピングに関する調査(中)」では平日と休日のオンラインショッピングの利用頻度や1回の購入額を調査したが、今回の調査ではECサイトを訪れる際の目的の有無や商品に興味を持ったポイント、ECサイト内での商品の探し方、オンラインショッピングをする上での不満な点を調査した。

≪調査結果サマリー≫

  • 目的を持ってECサイトを訪れるユーザーは42.5%、26.3%のユーザーは明確な目的を持たない
  • 購入目的にはない商品に興味を持つポイントは、「お買い得だから」「画像に魅力を感じたから」「インターネット限定の販売だから」
  • 決まったECサイト内で、商品を購入するユーザーは半数以下で45.1%

 今回の調査対象は、16歳〜59歳までの男女475人。 男女比は50対50の均等割り付けを行なった。 ※「第4回オンラインショッピングに関する調査(上)」でPCを使用してオンラインショッピングを利用したことがないユーザーが25人いたため、今回の調査対象は475人となった。

 Q1では、どのような目的でECサイトに訪れるかを尋ねたところ、「購入したい商品があるので、ECサイトを訪れる場合が多い」が42.5%と最も多く、次いで「購入したい商品はないが、ECサイトを訪れる場合が多い」が26.3と続く結果になった。

どのような目的でECサイトに訪れるか

 「購入したい商品はないが、ECサイトを訪れる場合が多い」が26.3%で、商品購入に明確な目的を持たずにECサイトへ訪れるユーザーが3人に1人いることが分かる。

 このことから、サイトへの誘導方法によって、商品購入を目的としていないユーザーの購入意欲を高めることが可能であると言えるのではないだろうか。

 近年、人気・有名モデルに販売商品である洋服を着させている女性向けECサイトをよく見かけるが、これも購買喚起の1つの方法だと考えられる。

 Q2では、オンラインショッピングで購入目的ではない商品に対して、興味を持つポイントを尋ねたところ、「お買い得だから」が70.5%と圧倒的に多く、次いで「画像に魅力を感じたから」が30.9%、「インターネット限定の販売だから」が22.7%と続いた。

オンラインショッピングで購入目的ではない商品に対して、興味を持つポイント

 過去のデータからもお得感や手頃感が購買意欲を高める大きな要因になっていることはうなずけるが、画像での見せ方もユーザーの購買要因に深く関わっていることが分かる。[参照:ネットショッピング、利用の決め手は「低価格で送料無料」(ITmedia Survey)]

 「インターネット動画広告に関する調査(中)」によれば、今後、動画広告をきっかけに商品の購入に影響があると回答したユーザーは50%以上いることからも、高精度な映像や動画での商品紹介が頻繁になればユーザーが思わず購入してしまう機会は増すと考えられる。

 Q3では、オンラインショッピングで購入しようとする場合、具体的にどんな方法で商品を探しているか尋ねたところ、「商品名やキーワードで検索して、見つかったサイトで探す」が54.9%、「決まったECサイト内で探す」が45.1%と続く結果になった。

オンラインショッピングで購入しようとする場合、具体的にどんな方法で商品を探しているか

 半数以上のユーザーは、特定のECサイトで購入しているわけではなく、自分の購入したい商品に関連したワードで検索をしていることが伺える。

 このことからECサイトの商品の種類を充実させるとともに、検索エンジンで検索されるであろうことをあらかじめ想定したサイトまでの導線作りが必要だと言えるのではないだろうか。

 また、SEOやリスティングにサイト運営者は躍起になっているが、実は「お気に入り」や「ブックマーク」をしてもらうこともユーザーのリピート率を高める施策の1つと考えられる。

 Q4では、オンラインショッピングに関する不満な点を自由回答形式で尋ねたところ、「品物は安くても送料は高い」「届くまで時間がかかる」「画像と現物品に異なりがある」という回答が目立った。

オンラインショッピングに関する不満な点

 商品よりも送料が高くつくと回答しているユーザーは非常に多く、小額の買い物にオンラインショッピングが不向きであると言えるのではないだろうか。

 たとえば、サプリメントを1袋だけ購入する際、商品代金が500円前後でも送料が1,000円近くかかるなど、ユーザーの不満を招く恐れが少なからずあると考えられる。

 またQ2で画像の魅力をきっかけに商品を購入しても、届いた商品を見て違和感を感じるユーザーも少なからずおり、今後どのように商品を見せていくのかはオンラインショッピング業界にとって大きな課題であると言えるだろう。

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。
 あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
 より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

サンプル数  :475
調査期間   :2007年11月09日〜2007年11月13日
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :ボーダーズ
対象者     :16歳〜59歳までの男女
割付      :男女50%の均等割付

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