Googleは米国時間11月27日、「Google Maps」に地形を表示する新しいビューレイヤーを追加したことを明らかにした。この新しいビューは、自然地形と建物やランドマークなどの人工物両方の地形的特徴を詳細に見ることができる。Google Earthのようにズームし視点の高さを変えて対象物の高さを見るようなことはできないが、地表を3次元的に眺めることはできる。
前回の機能強化で追加されたストリートビューのような一瞥できる実用性はない。しかし、平面的な地図よりは理解しやすく、地勢を見るには便利だ。ただし、米国の西海岸のほぼ全域を回ってみた印象では、思ったほどのズームインはできなかった。航空写真ビューの場合は20フィート(約6m)の高さにまで降下できるが、地形ビューでは1000フィート(約300m)までだ。
地形ビューのほかに、Googleはまた、My Mapsサービスをアップデートした。このサービスを使用すると、1つの地図上で複数の人間が共同作業することが可能になる。同社は、Google Mapsを複数のユーザーと使用する方法として、このサービスを数カ月前に立ち上げたが、同社のオフィスアプリケーションと比べると、あまり注目されなかった。
Googleの地図担当グループは、このところ大忙しだ。地形ビューを新設しMyMapsを強化しただけではなく、先週は利用者によるマーカーの作成機能を加え、また、Gilbarco Veeder-Rootとの提携による同社ガソリン給油システムでのGoogle Mapsサービスの提供や公共交通機関の運賃機能も追加している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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