「六本木ヒルズに対抗して宮崎ヒルズを作ることをマニュフェストに掲げている。周囲にはできるわけがないと笑われたが、宮崎がITの最先端になってもいいのではないか。仕事に疲れたらキレイな自然があるし、マンゴーも地鶏もある」
地域格差で雇用の創出に遅れている地方が疲弊し、格差社会を生んでいる現状にも触れ、「4年間で100社の企業誘致、1万人の雇用創出を約束している。皆さんに引っ張っていただいて宮崎が変われば、日本も変わる。これから日本は、海外とも勝負をしていかなければならない」と訴えた。
さらに、New Industry Leaders Summit(NILS)の頃から通算4回目となる宮崎での経営者カンファレンスを振り返り、「宮崎は最近変わったと思いませんか?」と呼びかけた。「無から有を生み出す発想」で県庁を観光スポットとしてそこに訪れる観光客が22万人を突破したことなどを指摘し、重ねて今後の宮崎の発展の可能性に自信を見せた。
最後に、年間ヒット商品の格付けなどを発表する『日経トレンディ』で宮崎が5位に選ばれたことを挙げ、「ちなみに東京ミッドタウンは15位。こんな最先端の宮崎とコラボして、一緒に歴史的な転換点の目撃者にならないか」として話を締めくくった。
講演後、CNET Japanが東国原知事に企業誘致策について改めてコメントを求めたところ、「宮崎ヒルズは作ります。ほかにも具体的で細かい誘致策が多数ありますので、後ほどご紹介させていただきます」と語った。
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