Microsoftは今週、「Windows Vista」向けに3種類のアップデートをリリースする計画だ。これによってVistaに対して寄せられていた多くの不満の一部が解消されるはずだと同社は述べている。
米国時間11月13日にリリースが予定されているこれらのパッチは、発売から1年近くになるVistaのパフォーマンス、信頼性、安定性といった中核的な問題に対処するものである。
1つ目のパッチは、モバイル機器のバッテリ寿命の改善、無線接続の安定性の向上、非動作状態からの応答時間の短縮を目的としている。
2つ目のパッチは、特にシステムがスリープやハイバネーションから復帰したときのUSBポートとの連携動作に関するものだ。この問題は報告されているクラッシュの全事例の1〜2%の原因になっているとMicrosoftでは述べている。
3つ目のパッチは、「Vista Home Premium」と「Vista Ultimate」の「Windows Media Center」コンポーネント向けであり、「Xbox 360」をMedia Center Extenderとして使用した場合の連携方法を修正する。
これらの修正は、2008年にリリースされるVistaのService Pack 1(SP1)にも収録される予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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