GoSee4Meでアマチュア写真家もネットスパイに転身

文:Josh Lowensohn(Webware.com) 翻訳校正:菊地千枝子2007年11月06日 19時02分

 「GoSee4Me」はカメラと時間を持て余している人々に数ドルを分け与えようとする新サービスである。世に出回っている質疑応答サービスと同様に、GoSee4Meは、 自分が望む写真の撮影を任務として要請できるユーザーにより生成される「ペイパーピクチャー」システムを活用し、 世界中から写真を獲得しようとする人々のネットワークである。これは「Flickr」や「Zooomr」またはその他の写真共有サイトのタグや説明で探し出せるようなもので満足できる向きは対象としていない。むしろこれは極めて具体的な場所や、ある都市や建物の詳細な部分を発掘することを狙いとしている。

 これには様々な用途があるが、とくに、ある場所をさっと見てみたいが、行くことができないという人々に向いている。例えば、外国のあるホテルの内部またはその周辺地域を見てみたいとしよう。GoSee4Meで、同エリアの誰かがその仕事を引き受けたいと言えば、そこを予約する前に、願わくば低価格で、かなり公平な外観を知ることができる。写真家側としては、出向いて写真を撮る、あるいは何か新しいものを見るための口実ができるかもしれない。

 率直に言って、このサイトが旅行の分野だけでは機能するとは思わない。なぜならほとんどの定評あるホテルやレストランにはレビューや写真がそこそこ出回っており、ユーザーがそれを見つけるのもさほど難しいことではない。しかし新しい都市に引っ越すことを予定しているなら、誰かを雇い、引っ越し先として考えている場所の写真を撮ってもらうのも良いだろう。「Craiglist」や不動産サイトの写真では、重要な詳細を隠すことも多いためだ。

 また、ホテルやその他の都市の建物については、「EveryScape」という別のサービスもあり、これは先週とりあげた。このサイトでは建物内部の3Dビューを提供しているが、有償で誰かに写真撮影を依頼できるオプションはない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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