Rubin氏は、「ユーザーエクスペリエンスが非常に優れている。これから1週間のうちにソフトウェア開発キットを公開することで、それをお見せすることができるだろう」と述べた。「Googleは、サードパーティーの開発者らがサービスやコンテンツを(USBまたはメモリーカード、あるいは)ワイヤレス通信により非常に容易に配信できるようなホステッドサービスを提供する予定である」(Rubin氏)。ソフトウェア開発キットを発表するときに、システム要件に関するさらなる情報を提供すると同氏は付け加えた。
Qualcommの最高経営責任者(CEO)であるPaul Jacobs氏は、Androidはスマートフォンと低コスト携帯電話のどちらをターゲットとすることになるのかという質問に対し、Qualcommでは「7225」チップセットを対象と考えており、「それを用いてスマートフォンを200ドル未満という一般市場向け価格に引き下げること」を目的としていると述べた。
デベロッパーによるアライアンスの目的は、携帯電話メーカーと携帯電話事業者が、よりユーザーフレンドリーなサービスや機器を開発し、携帯機器にインターネットの機能をさらに搭載できるように支援することである。またオープンなモデルが採用されているため、参加企業らは開発の規模を拡大することにより、より安価な携帯機器市場向けに、高度な機能を提供することができるようになるのではないかと期待する。つまり、これまで以上にユーザーフレンドリーなインターフェースを持つ、より魅力的で豊富なインターネットサービスを提供するのだ。
HTCの最高経営責任者(CEO)であるPeter Chou氏は声明で、「Open Handset Allianceへの参加と、2008年後半のAndroidプラットフォームの統合により、われわれの製品ポートフォリオを、インターネットに接続された携帯電話という新しいカテゴリへと拡大することができる。それは、モバイル業界の形態を変え、携帯電話に対するユーザーの期待を新たにするものである」と述べた。
同アライアンスの参加企業らは来週、アクセスソフトウェア開発キットを発表する予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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