ニワンゴは11月1日、同社が運営する動画投稿サイト「ニコニコ動画(RC2)」にて、「国際ニコニコ映画祭」第一回目の作品募集を開始した。
国際ニコニコ映画祭は、ニコニコ動画のユーザーから動画を募集して選考し、独創的であったりユニークであったりする作品に対し、大賞や優秀賞など各賞を授与する、インターネット上での映画祭となる。審査委員長には、ヴィジュアリストの手塚眞氏を迎え、さまざまな分野やユーザーから選ばれた審査委員が選考に携わる。
ニワンゴによると、現在ニコニコ動画では、ユーザーが動画を創作、投稿し、視聴者がそれにコメントでリアクションをすることで作品を高めていくなどといった現象があり、それによってネットクリエイターが集結しているという。今回の国際ニコニコ映画祭は、そのようなクリエイターたちに、活躍の場を提供したいという考えから企画された。
一般的な映画祭の多くは、映画やドラマのように作り込まれた作品を対象としているが、国際ニコニコ映画祭では、一発芸や偶然捉えたハプニング映像、さらには意味が伝わりにくいシュールな動画なども審査対象の作品として扱うとしている
応募期間は11月1日より11日まで。応募規格は、映像の長さが1秒から15分までであること、オリジナルの作品であり、著作権などの侵害がないこと、応募注意事項を遵守した内容であることなどだ。
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