デスク上で使うことが前提のVAIO type L 15.4型ワイドのユニークな特徴は、バッテリを内蔵している点である。バッテリによる駆動時間は約3時間(*)で、モバイルノートPCのような長時間の利用に耐えうる本格的なモノではないが、このちょっとしたバッテリがPCそのもののモビリティを高めてくれる。
(*)VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでCPUにCore 2 Duoを選択した場合
たとえば家庭内を思い浮かべると、机で調べていた料理のレシピのウェブサイトを開いておいて、そのままキッチンに持って行けば、ネットのレシピを見ながら料理をすることができる。お風呂の湯船でYouTubeやDVDを見たい場合、さすがに防水ではないので風呂場には持ち込めないが、濡れないギリギリの所まで持ってくることは可能だ。
オフィス環境でも、今まで持ち出せなかったところでのPC利用をアシストしてくれる。たとえばオフィスの会議室でスライドを見ながら打ち合わせする際、ノートPCよりも大きな画面を見ながらプレゼンテーションができる。また約131万画素のウェブカメラ「MOTION EYE」と内蔵マイクを搭載しているため、Skypeを使ったビデオ会議にももってこいだ。
普段からオフィスでノートPCを利用しているユーザーからすると当たり前のことかも知れないが、 自分が使いやすいようにカスタマイズした環境というのは重要だ。一方でデスクトップPCの広い画面や大きなキーボードの使い勝手も捨てがたい。VAIO type L 15.4型ワイドは、ノートPCのモビリティとデスクトップPCの使いやすさを兼ね備えた存在なのである。
最近フリーアドレスの会社が個人デスクに戻した例、案件ごとに机の島を移動しながら仕事をするプロジェクト型のスタイルなど、オフィス環境でのワークスタイルの変化が多様に試され始めているトレンドがある。VAIO type L 15.4型ワイドは、オフィス内に関しては、どのようなスタイルにも対応しうる新しいPCのスタイルを打ち立てていると言える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境