「ボードPC」が切り開く、ビジネスPC新時代--ソニー「VAIO type L 15.4型ワイドモデル」 - (page 3)

ソニー
VGC-LJ50DB/W
内容:これまで長らく、PCと言えばデスクトップ型とノート型の2パターンしか存在してこなかった。しかしユーザーのニーズの多様化で、タブレットPCが登場したり、リビングPCという概念が生まれたりした。そんな流れの中で登場した「ボードPC」は、リビングだけでなく、ビジネスでのPCの活躍の場を広げてくれる。それはわれわれのワークスタイルに語りかけてくるものだ。

バッテリを内蔵したから広がる使い方

 デスク上で使うことが前提のVAIO type L 15.4型ワイドのユニークな特徴は、バッテリを内蔵している点である。バッテリによる駆動時間は約3時間(*)で、モバイルノートPCのような長時間の利用に耐えうる本格的なモノではないが、このちょっとしたバッテリがPCそのもののモビリティを高めてくれる。

(*)VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでCPUにCore 2 Duoを選択した場合

 たとえば家庭内を思い浮かべると、机で調べていた料理のレシピのウェブサイトを開いておいて、そのままキッチンに持って行けば、ネットのレシピを見ながら料理をすることができる。お風呂の湯船でYouTubeやDVDを見たい場合、さすがに防水ではないので風呂場には持ち込めないが、濡れないギリギリの所まで持ってくることは可能だ。

 オフィス環境でも、今まで持ち出せなかったところでのPC利用をアシストしてくれる。たとえばオフィスの会議室でスライドを見ながら打ち合わせする際、ノートPCよりも大きな画面を見ながらプレゼンテーションができる。また約131万画素のウェブカメラ「MOTION EYE」と内蔵マイクを搭載しているため、Skypeを使ったビデオ会議にももってこいだ。

 普段からオフィスでノートPCを利用しているユーザーからすると当たり前のことかも知れないが、 自分が使いやすいようにカスタマイズした環境というのは重要だ。一方でデスクトップPCの広い画面や大きなキーボードの使い勝手も捨てがたい。VAIO type L 15.4型ワイドは、ノートPCのモビリティとデスクトップPCの使いやすさを兼ね備えた存在なのである。

 最近フリーアドレスの会社が個人デスクに戻した例、案件ごとに机の島を移動しながら仕事をするプロジェクト型のスタイルなど、オフィス環境でのワークスタイルの変化が多様に試され始めているトレンドがある。VAIO type L 15.4型ワイドは、オフィス内に関しては、どのようなスタイルにも対応しうる新しいPCのスタイルを打ち立てていると言える。

  • インターフェースとしてリモコンも付属(*)する
    (*)VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルで地上デジタルチューナー選択時に付属

  • SoundFLOW。ジャケットと曲名、アーティスト名、時計が表示される

  • 回りの照明が消えている環境では、ミュージックプレーヤーそのものの演出

  • キーボードやマウスを使わなくても、「クリアタッチボタン」で音量調節や再生、曲送りなどの動作が可能

  • ACアダプタを抜いても、内蔵バッテリで動作を続ける

  • リモコンでは地上波デジタルテレビ、Windows Media、VAIO Mediaなどを操作可能

  • VAIO 「type L」 15.4型ワイドモデルの詳細情報・購入情報はこちら icon

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