モバイルGPS機能に関する調査--「ルート案内サービス」と「周辺情報サービス」の利用意向は90%弱

Webマーケティングガイド2007年11月01日 13時00分
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 Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイルGPS機能の利用に関する実態調査を行った。

 携帯電話のGPS機能は、警察や消防署が緊急通知を受けた際に、その機関が位置情報を正確に把握できるようにする為、2007年4月以降に発売される機種に搭載が義務化された。また、GPS機能は自分の位置情報を把握したり、ルート案内機能を使ったりと、ユーザー自身にとっても直接的な利便性があるのが特徴である。

≪調査結果サマリー≫

  • 70%前後のユーザーがGPS機能の利用で「セキュリティや個人情報」「情報の正確さ」を非常に気にする
  • GPS各種サービスの利用意向は、「ルート案内サービス」が88.1%、「周辺情報サービス」が87.4%

今回の調査対象は、16歳〜49歳までの男女モバイルユーザー311人。
キャリア比はDoCoMo:54.7%、au:32.8%、SoftBank:12.5%となっている。

 前回調査したモバイルGPS機能に関する調査(上)では、キャリア別のGPS搭載状況やGPS機能の利用頻度を尋ねたが、今回の調査では、GPS機能を利用する上で気にする点や今後利用してみたいサービスについて調査を行った。

 Q1では、GPS機能を利用するにあたり、各項目の点を気にするか尋ねたところ、「非常に気にする」と回答した項目は、「セキュリティー・個人情報」が70.1%、次いで「情報の正確さ」が67.8%と高い数値を示す結果になった。

GPSに関する調査(下)2007.10.30_Q1

 また、「全く気にしない」で多かった項目は、「パケット通信料」の32.8%のみが顕著で、「セキュリティー・個人情報」や「情報の正確さ」、「情報量」、「通信速度」については大半のユーザーが少なからず気にしていることが伺える。

 これはGPS機能の搭載が2007年4月以降に義務化されてから、わずか半年程しか経過していないため、ユーザーが不安や懸念を抱きやすくなっていると言えるのではないか。

 Q2では、GPS機能を使ったサービスを今後利用してみたいか、各サービス毎に尋ねたところ、利用意向(非常に利用したいとやや利用したいを合わせた数値)が最も多かったサービスは、「ルート案内サービス」が88.1%と最も多く、次いで「周辺情報サービス」が87.5%と続いた。

GPSに関する調査(下)2007.10.30_Q2

 Q2の結果で、ルート案内や周辺情報、車ナビなどのサービスが多く挙がっていることから、ユーザーはお出掛けや小旅行の際に自分の現在地を確認して行動範囲を広げたい、またもっと多くの情報を収集したいというニーズが非常に高いと考えられる。

 矢野経済研究所のデータによれば、2011年には携帯電話の90%がGPS対応になると予想されており、今後大半のユーザーがGPS機能と関わっていくと考えられる。

 2007年4月23日にアディダス ジャパンが、携帯電話のGPS機能でランニング距離を測定し、目標距離達成をサポートするといった支援プログラム「GPS RUN」を発表したことを例として、GPSを生かしたサービスによって私たちの生活が更に豊かになることを期待したい。

参照: 携帯業界のキーポイント・GPS機能の今後を探る(Garbagenews.com) アディダス、GPS活用のランニング支援プログラム「GPS RUN」(ケータイWatch)

本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

サンプル数  :311
調査期間   :2007年10月04日〜2007年10月05日
調査方法   :モバイルリサーチ
調査機関   :ネットエイジア株式会社
対象者     :15歳から49歳の男女

本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。
調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。

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