UIEジャパンは10月29日、豊通エレクトロニクスの開発するポータブルナビゲーションデバイス(PND)上で、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)ソリューションのサンプル開発協力を行ったと発表した。
UIEジャパンによると、簡易タイプのPNDは欧州を中心に需要が高まっており、これまでカーナビの普及がいまひとつであった米国などで急速に普及することが予測されているという。
そのような背景から、豊通エレクトロニクスが提供するPND上に、UIEが持つ、リッチで軽量なGUIを実現する「UIEngine」を実装。顧客毎のニーズに合わせたPNDを短期間で実現可能にすることを目指し、GUIサンプルの開発を行ったとしている。
UIEngineとはユーザーインターフェイスの表示に特化したソフトウェア。非同期通信、クライアント側でのデータ・バインディング、スクリプト機能という3つのキーとなる機能を持ち、プログラムサイズが小さい点が特徴だ。
一度開発したアプリケーションはUIEngineが移植されたさまざまなデバイスで動作させられるため、デバイスのアップグレードによるCPUやOS等の変更、複数の異なるデバイスでの動作にも対応できるとしている。
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