Googleが、同社のソフトウェアを携帯電話に搭載するという待望の計画を、今後2週間で明らかにするという。これは、匿名の関係筋からの情報として、Wall Street Journalが米国時間10月30日に掲載した記事で報じていることだ。
この「Google搭載」電話は、2008年中ごろには市場に登場すると予測されており、台湾のHTC、韓国のLG Electronics、Deutsche Telekom傘下のT-Mobile USA、France Telecom傘下のOrange、Hutchison Whampoa傘下のHutchison 3G UKなどがメーカーとなる可能性があるとして名が挙がっている。また「Google Maps」「YouTube」「Gmail」などに対応する広告収入ベースの電話サービスに加え、開発者が追加機能を構築できるオープンなOSになるだろうと、同記事は伝えている。
Googleの電話に関するうわさは、今年になってさらに広がりを見せているが、Googleの上層部はこれに関するコメントを避けている。
Google幹部は、電話事業者が市場を閉ざし米国の電話市場での革新を妨げているとして、不満の意を表明している。同社の最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は、10月24日に開催されたGoogle Analyst Dayで、700MHz帯周波数の競売に参入する可能性を示唆している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」