日立製作所、松下電器産業、東芝の3社が共同出資する液晶パネル製造会社のIPSアルファテクノロジは10月22日、地球温暖化対策の一貫として液晶テレビの省エネルギー化に対応するため、バックライトの消費電力を従来品と比べて30%以上低減した、32型HD(1366×768ピクセル)および37型フルHD(1920×1080ピクセル)のテレビ用IPS液晶パネル「IPSαパネル」を開発したと発表した。
画素透過率の向上とランプ方式のバックライト構造最適化により、バックライトの消費電力を従来品より低減。32型HDは、従来品の消費電力95Wに対し56Wと41%削減、37型フルHDは、従来品の消費電力120Wに対し84Wと30%削減した。
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