映像、音声のインターフェース規格HDMIの標準化を進める「HDMIライセンシング」は、HDMIの対応機能を明確化させるため、対応機器へのロゴ使用に関するガイドラインを発表した。
HDMIは、色再現力や伝送スピードなど、HDMIインターフェースだからこそ行える機能を数多く有している。しかし多機能であるがゆえに、搭載機器の対応範囲が見えにくかったことも事実だ。
今回のガイドラインはHDMIの機能をより効果的にユーザーへとアピールするため策定されたもの。今後HDMI搭載機器には、「HDMI/バージョン/機能名」が表示される。
対応機能の表記により、機能を明確化したことに加え、用語を統一し、同一機能なのに名称が異なるなどの混乱を避けていく、としている。
またHDMIライセシングでは、現在のHDMIの市場動向をまとめた。
それによると2007年10月の時点で、HDMI採用企業は全世界で725社を数え、予想を上回る成長と続けているとのこと。
搭載製品は薄型テレビを筆頭にDVD製品、セットトップボックス、ゲーム機などのAV機器が大半を占める。しかしPC製品への導入も積極的に進んでおり、今後高い成長率が期待されるとした。
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