IBMは米国時間10月16日、サービス部門の好調な業績がハードウェア部門の落ち込みを補い2007年第3四半期は6%の増益だったと発表した。
IBMの利益は23億6000万ドル(1株あたり1.68ドル)であり、アナリストの予測利益をわずかだが上回った。
IBMによるとサービス部門の売上高の伸びは2003年以降で最高を記録したという。第3四半期のサービス契約は総額118億ドルに達し、前年比で12%増加した。
システム&テクノロジ部門の売上高は49億ドルで10%下落した。プリンティング部門の売り上げの影響を除くと6%の下落だった。
IBMの最高経営責任者(CEO)であるSamuel Palmisano氏は声明の中で、現在ハードウェア事業の「過渡期」を克服しようとしている段階だと述べている。メインフレームサーバの売上高は2006年同期と比べて31%落ち込んだ。
利益率の高いソフトウェア事業では、買収の効果もあって売上高は7%上昇している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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