Appleの「iPhone」でソフトウェアアップデートを実行した結果、他社製アプリケーションが利用できなくなる、ロック解除されたiPhoneが使用不能になるといった事態が発生してから2週間が過ぎたが、ハッカーたちは反撃に出ている。
ブログ「The Unofficial Apple Weblog(TUAW)」は、「iPhone Dev Team」による最新のハッキングの詳細を掲載した。このハッキングをiPhoneに適用すると、他社製アプリケーションやAT&T以外のGSMネットワークを再び利用可能になる。これは、少し前に投稿されたTIFF形式の画像ファイルの脆弱性を利用するiPhoneのハッキングに比べ、より本質的な取り組みのように思われる。これに対処するパッチはすぐに公開されるに違いない。
ソフトウェアアップデートを実行して「OS X 1.1.1」をインストールしたiPhoneユーザーは、最新のハッキングにより、以前の「OS X 1.0.2」に戻し、他社製アプリケーションを利用できる状態にしてから、電話を使用不能にすることなく再度1.1.1にアップデートできる。TUAWと「iPhone Atlas」はこの方法をテストし、有効に機能することを確認している。ただし、適用するには、iPhoneのコマンドラインインターフェースに関する一定量の知識が必要になる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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