オラクル、PHPドライバ「OCI8」を拡張

文:Marcus Browne(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年10月12日 10時28分

 Oracleは米国時間10月10日、PHP向け「Oracle Call Interface(OCI8)」ドライバの拡張とプレビューリリースを発表した。

 拡張されたドライバOCI8では、複数のウェブサーバ間でサーバ側の接続プーリングが可能である。これによりOracleは、ウェブ上の個人用ホームページを開発するためのプログラミング言語であるPHPを対象としたアプリケーションに対する拡張性、可用性、互換性が向上すると期待している。

 サーバがカスタマイズされたウェブページを作成するためのオープンソースソフトウェアである既存のPHPアプリケーションは、コードを変更することなく新しい接続プーリング機能を利用することができるようになる。

 Oracleの製品管理ディレクターであるJohn Deeb氏は、OCI8は「任意の時点において、オンラインに接続し、あらゆる種類のデータにアクセス可能なユーザー数を制御したいという要求」に対応していると述べた。その要求は「著しく増大しており、PHPのような技術に依存している」と同氏は付け加えた。

 OracleとPHPは3年以上も前から提携関係にあり、今回の拡張もその一環である。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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