Oracleは米国時間10月10日、PHP向け「Oracle Call Interface(OCI8)」ドライバの拡張とプレビューリリースを発表した。
拡張されたドライバOCI8では、複数のウェブサーバ間でサーバ側の接続プーリングが可能である。これによりOracleは、ウェブ上の個人用ホームページを開発するためのプログラミング言語であるPHPを対象としたアプリケーションに対する拡張性、可用性、互換性が向上すると期待している。
サーバがカスタマイズされたウェブページを作成するためのオープンソースソフトウェアである既存のPHPアプリケーションは、コードを変更することなく新しい接続プーリング機能を利用することができるようになる。
Oracleの製品管理ディレクターであるJohn Deeb氏は、OCI8は「任意の時点において、オンラインに接続し、あらゆる種類のデータにアクセス可能なユーザー数を制御したいという要求」に対応していると述べた。その要求は「著しく増大しており、PHPのような技術に依存している」と同氏は付け加えた。
OracleとPHPは3年以上も前から提携関係にあり、今回の拡張もその一環である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス