広告でユーザーに対し、コミュニケーションをとる手段と言えば、広告をクリックさせ、キャンペーンページへの誘導させる事。バナー広告においてはこれを基本とし、広告展開してきましたが、ウェブ広告の役割が変わってきています。
これからは、ブランディング可能なプロモーション枠として
これらを可能にするリッチメディア、大容量の広告が選択肢に加わりました。
リッチメディア広告とは、大容量の動画や音声を活用した広告のことです。
豊かな表現力と、インタラクティブ性の高い広告手法により、従来以上にインパクトのあるオンライン広告展開が可能です。
【今回はマウスを広告に乗せるとバナー領域が拡大する広告に着目してみました。】
あるメニューでは通常367×180ピクセルのサイズで表示され、マウスを乗せると760×320ピクセルに拡大します。
こういったマウスオーバーで変化が起きる広告の特徴として、マウスオーバーする事で拡大するバナーの表現により、インパクトが非常に高い広告表現が可能になり、クリックだけでない、非常に高いインプレション効果が期待できます。
ある媒体のデータによると、広告認知率は
通常サイズ→35%
拡大サイズ→74%
拡大後のバナーの認知率は拡大前の2.1倍となっております。(認知率=「確かに見た」+「見たような気がする」の合計%)
なぜインパクトが高いか・・・
これからのウェブバナーの新しい方向性として高い認知を表現できる仕様、より高いインタラクティブ性に富んだ広告は数多くのユーザーに影響を与え、ウェブが活性化する要因となればと思います。
制作やディレクションはより複雑化していきますが、こういった新しい形式の広告については、我々代理店は柔軟に対処、手配し、世に広め、ユーザーにとって価値のある広告物を生み出していきたいと考えています。
箕崎和正(セプテーニ)
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