ペンタックスは10月3日、コンパクトデジタルカメラ「オプティオ」シリーズ2機種を11月上旬より発売すると発表した。
今回発売されるのは、有効画素数1200万画素を実現した最上位クラスの「オプティオ A40」と、3.0型液晶などで使いやすさを向上したスタンダードクラスの「オプティオ V10」だ。
オプティオ A40は、新たに採用した1/1.7型の大型CCD、色再現性に優れた新画像エンジン、解像力の高いsmc PENTAXレンズにより高画質を実現。撮影状況に応じて「SR(Shake Reduction)」機構、「Digital SR」モード、「Movie SR」機能という3種類の手ブレ軽減システムが利用できる。
また、簡単な操作で人物写真をより美しく撮影可能な顔認識機能、画像の白とびや黒つぶれを抑える新機能「ダイナミックレンジ補正」、DivX MPEG-4フォーマットによる高画質な動画撮影なども特徴となっている。ズームは光学3倍で、ディスプレイは2.5型。内蔵メモリは約21Mバイトで、記録メディアはSDメモリーカードおよびSDHCメモリーカードに対応する。
オプティオ V10は、薄型バッテリの採用や回路基板の小型化などにより、本体の厚みを19mmに抑えた薄型モデルだ。約23万画素の3.0型液晶は高精細なだけでなく、上下左右それぞれ約170度の広視野角を実現している。
機能面では、手ブレや被写体ブレを抑える「Digital SR」モード、人物の顔を検知してピント合わせや各種設定を自動で行う「顔認識AF&AE」機能、撮影モードを自動的に選択してくれる「オートピクチャー」モードなどでユーザーの利便性を向上。ズームは光学3倍で、記録媒体は約52.1Mバイトの内蔵メモリおよび、SDメモリーカードとSDHCメモリーカードに対応する。
価格はいずれもオープン価格で、当初月産数量はオプティオ A40が4万台、オプティオ V10が5万台を予定している。
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