松下電器産業は9月28日、高速電力線通信「HD-PLC」の普及拡大と、「HD-PL C」を採用した製品間での通信互換性の一層の向上を目指す「HD-PLCアライア ンス」を設立した。
同アライアンスは、パナソニック コミュニケーションズ、松下電工のほか、 趣旨に賛同する企業が参加。事務局は、当初松下電器グループで固定通信事業 を担当するパナソニック コミュニケーションズが務める。
「HD-PLC」を採用する企業などは、一般のユーザーが安心して使えるよう 「HD-PLC」を採用した製品間での安定した通信互換性の向上を求めている。そ こで、「HD-PLC」を採用した製品開発やサービス事業を行う国内外の企業や 「HD-PLC」に興味を持つ企業などに参加を呼びかけ、「HD-PLC」を採用した製 品間での通信互換性の向上や、普及促進活動などの推進を目指す「HD-PLCアラ イアンス」を設立した。
今後は、「HD-PLC」を採用した製品間での通信互換性向上の検討、展示会へ の共同出展やウェブを活用した普及活動、安定した通信環境作りに向けた広報 活動、「HD-PLC」技術セミナーおよびフォーラムの開催などの活動を予定。さ まざまな活動を通じて、簡単で安心して利用できる「HD-PLC」を採用した製品 の普及拡大を目指す。加えて、国内外の企業などに対し、アライアンスへの参 加を呼びかけていく。
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