IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は9月28日、IT人材育成本部を10月1日に設立すると発表した。IT人材育成に関する企画と総合調整を行うほか、さまざまな具体的な課題に取り組む。
IT人材育成本部では、産業構造審議会情報経済分科会情報サービス・ソフトウェア小委員会人材育成ワーキンググループ(WG)報告書に示された課題に基づき、高度IT人材像の明確化と客観的な評価メカニズムの構築や、産学官連携による実践的な人材育成手法の導入、IPAの有する資源の活用といった業務を行う。
また、現在の「人材育成推進部」、「ITスキル標準センター」、「情報処理技術者試験センター」を再編、集約し、IT人材育成本部の下に「IT人材育成企画部」、「ITスキル標準センター」、「情報処理技術者試験センター」を設置し、互いの連携を強化する。これにより全体で80人の体制となる。
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