Public ArchitectureのJohn Petersonさんによると、地中に吸収されずに道路を流れる雨水を集めてフィルタにかけ、地下水に戻すシステム、「バイオスウェイル」の導入が計画されている。システムの導入は2008年を予定しており、サンフランシスコのサウスオブマーケット地区が対象となる。
当面の間、サンフランシスコをはじめとしたPARK(ing) Day参加都市(ニューヨーク、シアトル、ポートランド、マイアミなど)の住民は、つかの間の快適空間を1日限りのイベントとして楽しむことになるであろう。
このイベントを鑑賞した側の者として言えるのは、交通量の多い道を歩いている途中で、アスファルトと車の中にひっそりたたずむ緑のパラダイスに遭遇すると、何とも言えずうれしい気持ちになったということだ。通行者用のベンチと無料のWi-Fiを提供した「パークファイ」のようにコミュニティー感覚に満ちたものもあれば、単に芸術的なメッセージの発信を目的にしたものなど、その内容は実にさまざまだ。
いずれにしても、どれもプラス思考で心を豊かにするものであった。結局のところ、とめどなく押し寄せる車の列、商業主義、規則といったものから離れた都会の姿を見るチャンスなど、そう頻繁にあるわけではないのだ。
もちろん、PARK(ing) Dayにも規則がないわけではない。駐車帯を使う参加者は、パーキングメーターの料金を払わなければならない。
ある時、McLaughlinさんの地球に優しいルーフトップガーデンでは、駐車違反取締りの婦人警官が近づいてくるのに仲間の2人が気づいた。
2人は慌ててメーターに小銭を足しにいったという。
一方、前述の仮設ビューティサロンのCara Buglilさんによると、パーキングメーターこそないものの、1時間限定の駐車ゾーンであったにもかかわらず、婦人警官はBuglilさんと美容師仲間に応援のクラクションを鳴らして通り過ぎるだけだったという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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