ソフトバンクBBは9月20日より、携帯電話を本人認証のカギとして利用する認証システム「SyncLock」に、ウェブアクセス認証に対応したシステムを追加することを発表した。
ユーザーはPC画面にランダムに表示される4桁の番号を携帯電話から入力し、シンクロサーバに送信する。シンクロサーバ上で、PCと携帯電話による2経路複合認証を行うため、重要情報が漏えいせず、安全で確実な本人認証が可能になるという。
1台の携帯電話でSyncLockを採用したあらゆるウェブサービスへのアクセスでき、複数のID、パスワードを持つ必要がない。同社では「一見シンプルな仕組みだが、従来にはない高度な安全性を実現している」としている。
SyncLockは、9月24日に開業する住信SBIネット銀行に採用され、認証強度が求められる振込取引の場面で利用される。今後は、PCのアプリケーションの認証やEコマースの代金決済、ネットワーク家電などにも対応する予定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス