ニュースアグリゲーションコミュニティーであるDiggは米国時間9月19日、ニュースやブログを「digg(よし)」や「bury(だめ)」で評価するだけの現在の機能に加え、新機能を多数追加すると発表した。同日夜から、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のように、アカウントプロファイルで設定できる範囲が広がるようになるという。具体的には、設定可能な個人情報とサイト利用記録の範囲が拡大され、より大きな画像を使用できる。フレンドリストをコンテンツフィルターとして使い「ソーシャルニュース」をDiggコミュニティー全体ではなく特定のグループからのものに絞り込めるようにもなる。
新機能はまだまだある。同社を創立したKevin Rose氏はDiggのブログに公開したビデオの中で、新たに提供した機能は50を超えると述べている。フレンドリストに登録した人宛てにクイックメッセージを送る「shout(シャウト)」や、FacebookやRose氏が創立したPownceのリンクシェアリング機能によく似た「share(共有)」などが挙げられる。
今後提供される機能もある。10月後半には待望の「Digg Images」セクションが始まり、文字だけでなく画像についても投稿や投票ができるようになる。さらに、2007年中にはStumbleUponに類似の推薦エンジンをリリースし、カスタマイズした電子メールアラートを作ることができるようにもなる。
同日発表した声明の中で、同社はイメージ一新を明確に強調している。「Diggは技術ニュースから始まったが、今ではその出自を超えて大きく発展した。実際、ページビューで見れば、技術系コンテンツは、現在、Digg全体の12%に過ぎない。1年ほど前に非技術系コンテンツの量が技術系を初めて上回って以来続くこの傾向は、利用者の多様化が進行するにつれさらに強まるだろう」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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