Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイル広告に関する調査を行った。
今回の調査では、検索結果画面に広告が表示されることを認識しているか、また広告のクリック経験を尋ねた。その結果、64.3%以上のユーザーが検索結果に広告が表示されていることを認識しており、また広告のクリック経験率については30%に満たないことがわかった。
調査対象は、15歳〜49歳のモバイルユーザー300人。男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。年齢比については、10代:24.0%、20代:27.7%、30代:31.6%、40代:16.6%となった。またキャリア比は、DoCoMo:54.0%、au:36.0%、SoftBank:10.0%となっている。
まずQ1では、モバイルの検索結果に「広告」が表示されることを認識しているか尋ねたところ、64.3%のユーザーが「知っている」と回答し、その存在を「知らない」ユーザーの方が35.7%と少数派であることがわかった。
第3回携帯電話の検索に関する調査では、広告の存在を認識していないというユーザーは35.5%となっており、今回の調査とあまり変わらない結果となった。 ここからは仮説になるが、モバイル検索の利用歴が長くなり広告の存在に気づくユーザーが増える一方で、モバイル検索を新たに始めるユーザーが増えており、結果的に検索結果に表示される広告の認知率については変化がないのではないだろうか。
Q2では、モバイルサイトで表示される広告をクリックしたことがあるかと訪ねたところ、71.7%のユーザーが「クリックしたことがない」と回答し、クリックしたことのあるユーザーは28.3%と3割にも満たないことがわかった。
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