Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、携帯電話の検索関する調査を行った。
今回の調査では、モバイル検索の利用実態について、以前に行った「第2回携帯電話の検索に関する調査」、「第3回携帯電話の検索に関する調査」、そして「第4回携帯電話の検索に関する調査」との比較を行った。
その結果、検索キーワードを2つ以上入力するユーザーは以前の52.8%から67.3%へと14.5%増加しており、ユーザーの検索能力が高まっていることがわかった。
調査対象は、15歳〜49歳のモバイルユーザー300人。
男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。
年齢比については、10代:24.0%、20代:27.7%、30代:31.6%、40代:16.6%となった。
またキャリア比は、DoCoMo:54.0%、au:36.0%、SoftBank:10.0%となっている。
まずQ1では、よく利用するモバイル検索サイトを尋ねたところ、「Yahoo!モバイル」と回答したユーザーが最も多く53.3%となっており、第4回調査の52.3%からちょうど1%上昇する結果となった。
次いで回答が多かったものとしては、「Google」の40.0%(37.0%)が続き、そして「i-mode検索」の30.3%(28.0%)、そして大きく差は開くものの「モバイルgoo」の6.0%(3.7%)が続く結果となった。 ※カッコ内は前回の調査結果
前回調査からの成長率をみると、「Google」と「R25式モバイル」が3.0%増加となり、最も高い成長率となっている。 また、「モバイル検索サイトを利用したことがない」というユーザーは前回の11.3%から10.3%へと約半年間の間に1%減少しており、モバイル検索のすそ野は確実に広がっていることが伺える。
Q2では、携帯電話で検索する際にキーワードを平均してどの位入力するのかを尋ねたところ、「2つ」と回答したユーザーが56.9%と半数を上回る結果となり、次いで「1つ」の32.7%が続く結果となった。
第2回携帯電話の検索に関する調査では、「1つ」と回答したユーザーが47.2%と最も多く、次いで「2つ」の41.5%が続く結果となっており、今回の調査結果とは順位が逆転していることには注目する必要がある。 また、その数値については「1つ」と回答したユーザーが14.5%減少しており、検索キーワードを2つ以上入力するユーザーの割合が15%弱増加していることがわかった。
最後にQ3では、携帯電話の検索において、一度検索したが思うような検索結果が得られなかった場合にどのような行動を取るかを尋ねた。 その結果、「別のキーワードで再検索する」と回答したユーザーが49.4%と最も多く、次いで「検索キーワードを追加する」が34.2%で続く結果となった。
また、「第3回の調査」では「検索をやめる」と回答したユーザーが9.7%と全体でも3番目に多かったものの、今回の調査では5.6%と約4%減少する結果となった。 そして、その代わりに「他の検索エンジンを使う」と回答したユーザーは前回の5.0%から10.8%へと増加していることがわかる。
今回の調査では、Q2【検索キーワード数について】より、検索時に入力するキーワード数が増加傾向にあることがわかった。またQ3【再検索について】では思うような検索結果が得られなかった場合でも、検索をやめるユーザーの割合が9.7%から5.6%へと減少していることがわかっており、モバイルユーザーの検索能力が確実に高まってきているという結果となった。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
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サンプル数 :300
調査期間 :2007年08月31日〜2007年09月04日
調査方法 :モバイルリサーチ
調査機関 :ネットエイジア株式会社
対象者 :15歳から49歳の男女
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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