EatSmartは9月12日、タニタやオリンパスなどを引き受け先として第三者割当増資を実施したと発表した。増資による資金は、メディア事業の規模拡大や健康管理支援のコンテンツ開発、人材採用に利用する。
増資額は合計6000万円。タニタ、オリンパス、ウィルキャピタルマネジメント、個人株主を割当先として8月28日までに完了した。
同社は食品の口コミサイト「もぐナビ」の運営と、法人向けの健康管理支援コンテンツの開発を主な事業とする。今回の増資は、もぐナビの機能やコンテンツの強化に充当。また、2008年4月からの医療制度改革を見据え、タニタ、オリンパスと提携して健康保険組合などで利用できる食生活改善、運動習慣改善に役立つコンテンツを開発していくという。
タニタでは2007年3月から次世代ヘルスケアサービス事業を開始し、その第一弾として会員制のウェブアプリケーションサービスを提供している。EatSmartとはこれまでにもサービス構築において協力関係にあった。今回の提携は、健康関連サービスの開発への投資を狙いとし、今後法人向けの健康管理支援サービスの立ち上げを予定している。
また、オリンパスは、EatSmartとの提携により、保険指導関連のコンテンツの開発を展開していくという。
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