ソニーは9月12日、ハイビジョンレコーダーに求められる「長時間録画」「高画質・高音質」「快適な操作性」を強化したBlu-rayレコーダー4機種を、11月8日より発売すると発表した。価格はオープン。
ラインアップは、テレビ番組録画を重視した「BDZ-T50」と「BDZ-T70」、ビデオカメラやデジタルカメラのストレージとして利用できる「BDZ-L70」、ハイビジョンの高画質をシアター的に再生する「BDZ-X90」。ハイビジョン映像の楽しみ方で選べる3スタイル4機種を投入することで、Blu-rayレコーダーの普及を加速させるとソニーでは語る。
全機種共通の新機能として、約50Gバイトの2層Blu-rayディスク録再に対応、圧縮効率の高い「MPEG-4 AVC」を採用した新開発「高精度ハイビジョンエンコーダー」を搭載し、2層Blu-rayディスクに最長約16時間のハイビジョン録画を実現する。
あわせて、HDDに録画した1時間のハイビジョン映像を最速約3分でBlu-rayディスクに高速ダビングする「高速ハイビジョンダビング機能」や、映画本来の質感を楽しめる「24p True Cinema」と「HDオーディオ対応HDMI音声出力機能」、撮影したAVCHD映像を内蔵HDDに取り込み、簡単編集&ハイビジョンのままBDダビングできる「ハイビジョンハンディカム対応」、液晶テレビ「ブラビア」との連動動作が可能な「ブラビアリンク」や「ブラビアプレミアムフォト」などの機能も備える。
ビデオカメラやデジタルカメラコンテンツのライブラリ性を重視したBDZ-L70には、ハイビジョンハンディカムで撮影した映像をワンタッチで内蔵HDDに自動転送する「ワンタッチダビングボタン」を搭載。デジタル写真からビデオクリップのようなハイビジョンフォト作品を自動作成し、ハイビジョンのままBDに残せる「x-Pict Story HD」も搭載した。
シアターシステムとしての位置づけを意識したBDZ-X90には、x-Pict Story HD機能に加えて、ハイビジョン映像を質感や解像度感の高い映像に創り換え、プログレッシブハイビジョン 1125p(1080p)で出力する「DRC-MFv2.5」などハイビジョン再生環境を充実。さらに、豊かな色階調表現で滑らかな映像を創り出す「Deep Color」にも対応している。
BDZ-T50以外の3機種は、地上、BS、110度CSデジタルチューナーをダブルで備え、2番組同時録画に対応。録画済み番組から、好みの番組傾向をレコーダー側が類推し、自動録画する「x−おまかせ・まる録」機能も全機種搭載する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス