富士通、手のひら静脈認証装置「PalmSecure(パームセキュア)」を発売

 富士通と富士通フロンテックは9月11日、手のひら静脈認証装置「PalmSecure(パームセキュア)」のPCログインキットを開発したと発表した。同日よりマウスタイプとスタンダードタイプの2種類を法人向けに販売開始する。

“手のひら静脈認証PCログインキット
(スタンダードタイプ) 手のひら静脈認証PCログインキット (スタンダードタイプ)

 PCログインキットは、標準添付のPCログイン認証ソフトウェアをPCにインストールすることで、これまで必要だった認証サーバを使わず、パソコン単体での認証を実現する。また、手のひらガイドなしでの認証スピードや、装置に手をかざす際の距離、角度の許容度などを向上した。

 マウスタイプの手のひら静脈認証装置は、マウスの中に静脈センサーを内蔵したもので、富士通によると世界初となる。マウスとしてそのまま利用することができ、利便性や省スペース化に役立つ。また今回、コンパクトで携帯性の高いスタンダードタイプもラインナップに追加した。

“手のひら静脈認証PCログインキット
(マウスタイプ) 手のひら静脈認証PCログインキット (マウスタイプ)

 マウスタイプ、スタンダードタイプともに、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、グレーの3色。

 開発・製造は富士通フロンテックが担当し、販売は富士通および富士通フロンテックが行う。日本における出荷時期は10月初旬で価格はオープン。海外を含むPalmSecureビジネス全体で、今後3年間で20万台のセンサーの販売を目指すという。

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