任天堂は2007年7月のE3ショーで「Wii Zapper」を発表した際、これを、バンドルソフトとセットで20ドルで発売すると述べた。そしてその約束どおり同社は米国時間9月10日、Zapperには「ゼルダの伝説」をテーマにしたシューティングゲーム「Link's Crossbow Training(リンクの弓矢トレーニング)」を同梱すると述べた。同ゲームでは、ターゲットが簡単なものから(「ゼルダの伝説」シリーズに出てくる敵など)動く物体へとレベルアップする。筆者は当初、これがZapperの使い方を習得するための豪華なマニュアルぐらいだとしか期待していなかったが、弓矢トレーニングも「Wii Sports」と同じくらいやみつきになるかもしれない予感がする。いずれにせよ、任天堂が、コントローラほどの機能は持たないのにそれより大きなプラスティックの塊である同製品に付加価値を少し加えようとするのは良いことである(Zapperは、単に「Wiiリモート」や「ヌンチャク」を入れるための箱である)。
同梱の弓矢のゲームに加え、EAの「Medal of Honor Heroes 2」、カプコンの「Resident Evil: The Umbrella Chronicles」、セガの「Ghost Squad」という3つのサードパーティーによるゲームもZapperに対応する予定である。これら3つのゲームはWiiのみに対応し、すべて2007年末までに発売される予定である。Zapper自体は北米では11月19日発売予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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