NECは9月3日、DVDレコーダー以上の静かさとなる約25dB程度の静音PC「VALUSTAR W」ほか、個人向けPC「LaVie」「VALUESTAR」シリーズの計5タイプ17モデルを発表した。9月6日より順次出荷する。
今回のラインアップの中で、注目したいのは「VALUSTAR W」だ。同社が得意とする水冷システムをCPUだけでなくHDDにも採用し、HDDを遮音ボックスで包むことを実現した。HDDの冷却にも水冷システムを採用したのは、これが世界初という。
これまで同社の水冷システムはハイエンド向けの一部のモデルに採用してきた。「売れ筋の液晶一体型のPCに採用することで、生産数を増やして値段を下げた。NECのパソコンは静かだね、と言ってもらえるよう新しい価値を付けたい」と関係者は話す。価格はNECダイレクト価格で19万575円〜。
また、最上位モデルでは、ブルーレイディスク(記録・再生)とHD DVD-ROM(再生)の両規格に対応したディスクドライブを搭載。さらに地上デジタル放送の視聴や録画など、AV機能も充実したPCに仕上がっている。
このほかにもデザインを一新したLaVie LアドバンスドタイプやLaVie Cには198万画素のウェブカメラを内蔵した。ウェブカメラを利用して顔認証でWindowsにログインすることもでき、インターネットでテレビ電話ができる楽しさと利便性を強化した。
ラインアップは下記のとおり。
【VALUESTAR(店頭モデル)】
・VALUESTAR W(水冷システム採用)【LaVie(店頭モデル)】
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